資本論 剰余価値 剰余価値学説史  MBA

カールマルクス・トマピケティ、国家公務員情報局 

超能力研究者コンタクト取りたし

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ちょっと気合の入ったほんわか異次元先生修行中と信長くんの「どうして社会主義って失敗しちゃったの? 資本主義はうまくいかないの?」


「ほんわかでーす」
「信長でーす」
「今日はわかりやすく、なぜ社会主義が失敗したのか、資本主義はうまくいかないのかについてジュース一杯のお値段で、話しましょう」
「わかりやすくお願いしますよー。じゃないと天下統一しちゃいますよ」
「戦乱の世に戻されても大変なんで頑張ります。まずですねーマルクスさんの資本論、間違えてました」
「ええ〜資本の動きを解明したんでしょう」
「それは出版社のキャッチコピーですね。実は資本の動きを解明した経済学なんて今の世にもないのです。よくわからないことだらけです。マルクスが偉大なのは搾取される労働者の実情を知らしめたことと。資本主義を発見したことです。資本主義とは市場主義ともまた違うのです。拡大再生産ってわかりますか?」
「資本主義は市場主義でしょう? 拡大再生産ってなんですか?」
「まずですねたんに市場を使う社会はこれまでもありました。拡大再生産というのは、まずお金を貯めて、会社の規模を大きくして、ドンドンドン雪達磨式に会社の規模を大きくしていくやり方です。だから、市場主義の特殊な形なんです。
これをマルクスさんは発見しました。もちろんうまく行く会社も潰れる会社もあります」
「なるほど〜戦国時代みたいですね」
「だから恐慌は起こるわ。不景気はあるわ大変ですなあ。マルクスさんは市場を批判したんです。というか『共産党宣言』では国有化を宣言してますけどね。正確には資本の集中だから国有化された独裁市場を考えていたのかもしれない。でもそれじゃあうまくいかないんです。計画経済ってわかりますか?」
「ええとわかりません。詳しく説明してください」
「まずですね、中央のお役所が命令を出すんです。それに従って経済を行う。ところがこれがうまくいかなかった。ソ連や中国の失敗は有名ですよね。理論的にはスーパーコンピューターでもできないと言われています。参考図書で詳しく知りたい人は見てください。」
「そうですかー、マルクス資本論は何が間違えてたんですか?」
「まず経済発展は搾取が全てだというのが間違いです。」
「資本家が搾取してもうけてるのは事実ですよね」
「ええ、そういう側面はあります。人件費大きいですからね。でもそれだけじゃない。他の側面もあります。ヒトモノカネ情報ってよく言いますけどそういうものでも経済発展します」
「それはどうしてわかるんですか?」
「経営史を学ぶと搾取だけでは説明つかないからです。それにマルクスさんの根拠は資本論第4巻、剰余価値説学説史(もうけ学説史)に明らかですが、まずマルクスさんはリカードさんの比較優位論を完全に見落としてます。わかりやすく説明しますよ。ぼんやりした私より信長くんの方が全部良くできますよね。
でも私の得意分野が少しでもあれば、私はそれだけやって信長くんは得意なものに専念して分業したほうがいいんです。その方が生産量がアップします。だから交換には経営資源があります。安く買って高く売ると、交換ですから価値が増えます。まずここですね。マルクスさんはもうけ学説史で、スチュアートさんの安く売って高く買うことに価値がある説を否定します。これは間違いです。ただリカードさんの説は国際貿易などで使われますが、生産量が増えるだけで、失業問題等、環境問題等ありますから注意してください」
「うーん、難しい、価値って経営資源ですか?」
「そう考えて差し支えないと思います。マルクスはもうけ学説説で重農主義分析します。重農主義ってわかりますか?」
「農業のみを経営資源、価値だと解釈する立場ですよね」
「お、Wikipediaで調べましたね」
「いいえ、私信長はスタンフォード大学で経済学博士号を持ってます」
「ええええ!」
「これからは私がわかりやすく説明しましょう。農業のみが価値、経営資源だと思ってた重農主義が次第に生産的なのは労働じゃないかと短絡的になるんですね。でも技術やヒトモノカネ情報社会などでも経営資源、価値にはなりますよね。
ここがマルクスのつまづきです。ミッシーってわかりますか?」
「ええと漏れなくダブりないという思考法ですね」
「それで、農業の経営資源を全部考えてください。労働だけじゃないでしょう。
例えば宗教が価値になってるかもしれない。完全な経営資源の元はミッシーできないでしょう。いっぱいありすぎて」
「そうですね」
マルクスは、その後スミス、リカード重農主義の流れの労働価値説を引き継ぎました。そして搾取だけが経済成長の元だとしてしまった。このマルクスの経済成長論がまちがいなのはわかるでしょう」
「事実ピケティさんという有名な経済学者がデータでマルクスさんの経済成長論を否定しています。有名な長期的利潤低下傾向はなかったと」
「でもです。給料が13万で安すぎるとか、労働がきつすぎるとか、資本家はいっぱいもうけてるのに分けてくれないとか、問題を主流派経済学者は逃げてますね限界概念でなんでも片付ける。これは許されない」
「そこですよね問題は」
「だからマルクス効率というのをちゃんと論理的に整理して、パレート効率という『誰も損しない』というのと一緒に『誰も搾取されない』マルクス効率というのを広めないとダメだと思います。ジョン・ローマーがいい仕事してますね。
あれをミクロ経済学の入門書レベルまで落とす必要があります。」
ミクロ経済学は何が問題ですか?」
「まず完全競争というのが、アダムスミスのモデルじゃないからですよ。アダムスミスのモデルは戦略性があって、イノベーションやマーケティングなどを考えるような連中です。ところが完全競争モデルはコモディティー製品、つまり一般品です。これでは資本主義を表現できるわけがない。資本蓄積できるモデルじゃないとダメなんです。実際にこれは寒い笑い話ですが、ミクロ経済学の奥義にアロードブリュー経済の一般均衡というものがある。このモデルの厚生経済学の第一第二定理というモデルは貧困もイノベーションもマーケティングもない一般製品を作る伝統社会。もしもマルクスが生きていたらこりゃ市場型共産主義社会じゃないかというと思います。でもイノベーションもマーケティングも宿命のアダムスミスのモデルは違うのです。
さらに寒いことにこのアロードブリュー均衡を元に動学的確率一般均衡というマクロ経済学のモデルが作られています。数理市場型共産主義社会を元にマクロ経済学を作る。これでは経済政策もうまくいかないんです。」
「経済学の遅れが資本主義の問題を阻害してるわけですね」
「そういう面はあると思います」
ちなみにニューケインジアンは独占的競争だからちょっとちがいますね。

明日はピケティ、マルクス決定版書きます。

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