資本論 剰余価値 剰余価値学説史  MBA
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超資本論入門2

超資本論入門 正統派解説

信長くん 価格の謎に迫る。

100円のマルクス入門=100円のコーラ

100円のマルクス入門=100円で買えるコーラや、100円のすべてのもの

100円で買えるすべてのもの=100円のマルクス入門

100円で買えるすべてのもの=100円


信長くん「さてこの冒頭で出てきた価格の秘密だが、一見100円の価格が100円のものと交換されてるようにしか見えん。どういうことなんだ」

作者「お金の秘密を教えよう。ロスチャイルドよりもっとやばい話だ。お金を作る労働がね、お金の価値なんだ。そして、お金というのは交換労働の数を表しているに過ぎないんだよ。これがお金の秘密、お金ってのは要するに具体的労働で交換労働の量を作って、数にして売ってるのさ。この数が価格さ。この世を支配しているのはロスチャイルドじゃない。価値法則だ。」

信長くん「お金にはもっと秘密があるね。出せば必ず物を買えるという絶対性だ」

作者ルパン「絶対機能と略称しよう。正式名称は直接交換可能性だ。出せば必ずものが買える。買わずに済むのは空気ぐらい。最近は水も売ってるね」

信長くん「資本主義は価値法則だということを知らない幻想。金を出せば労働はなんでも買えるんだという幻想、ものと物との繋がる社会がそれを支えてるね。お金の幻想性。その正式名称はなんというんだ」

作者ルパン「お金の物神性崇拝。これが社会を支えているんだよ」


信長くん「みんな交換では自分の使用価値を実現しようとするね。これじゃ争いが起きる。そこで、お金というシステムを作ってそれを防いだわけか」

作者ルパン「鋭いね。まず貴金属がお金になったのは労働エネルギーを表す機能を分割したり、接合したりできなくてはならない。大きさを自在に変える貴金属が有効だったんだよ。それにみんなが欲しがるものでなければならない。長期間保存できなければならない。今では政府の信用がそれを支えてるわけさ。みんな政府を信用する。政府がみんなの労働を数にしてくれと信用する。そういうことさ」


信長くん「すると貨幣には価値を知る尺度。価値を数量化する尺度、価値を貯める尺度があるわけだな。また一万円の具体的労働は正確な交換労働エネルギーじゃないんだね。だけど一万円の価値があると思われてしまう。価格と価値はずれが出る。また俺の愛は1000万円だとか価値以外の価格の
使われ方もする」


作者ルパン「そうだね。次に商品で世界ができていく形を考えよう。まず買うためには労働力なり、なんなりを売る。そして貨幣を得て、物を買う。
物を買うために商品を売って、貨幣を得て、貨幣でまた物を買う。

こうやってどんどん貨幣経済の社会システムが出来てくるわけさ。
また貨幣を大きく貯めて、大きく商売できる。そのための蓄蔵貨幣だ。
貨幣の売り掛けって知ってるかな。これはつけだね、いついつまでにお金を払いますよ、信用で売ってくださいねってシステムで、つけで物を買うシステムだよ。商品経済をどんどん広げる。」

信長くん「なるほど具体的に価値はどう増やすんだ?」


3剰余価値、資本の増やし方。

作者ルパン「さて価値法則に乗っている限り、この世は等価効果だ。例えば需要と供給がある。でも根本的な価値は決まってるわけだから、ゼロサムで、全体の価値は増えないね。交換労働は常に決まっている」

信長くん「それでは天下を取れないにゃ。早く金儲けの秘密教えろにゃ」





4信長くん、価値増殖の秘密を知り、悪徳商人になる。


信長くん「この世は価値法則で、価値が決まってるから、需要と供給があっても、等価交換で価値が増えることがない。それをどうやって増やすんじゃ。天下統一したい。」

作者ルパン「それはね、具体的労働させお金をを払わないこと。要するに搾取って奴だよ。
具体的労働すると交換労働も増える。だがこれにお金を払わないと、交換労働は増えるけどお金は払わないから溜まっていく。このお金の溜まり方を資本というんだ。そして資本というのは雪だるま式に溜まっていく。」

信長くん「でもなんでそんなことができるのかにゃ。お金を払わなければ働かねばいいにゃ」


作者ルパン「それは生産手段を資本家が持ってるからさ。労働者は逆らわず雇われることしかできない。もちろん搾取がひどすぎて共産主義革命すら起こしたが失敗した。だから今も資本家に雇われ搾取されても我慢するのさ」



信長くん「そうか、悪徳資本家になればいいのか。搾取の形態にはどんなものがあるんだ?」

作者 ルパン「まずね、残業型、労働強化型、正式名称は絶対的剰余価値の生産。

これはこき使って、賃金不払いでお金を増やすんだよ。」

信長くん「うわあ、それはわかりやすいね」

作者「次に生活無配分型。正式名称、相対性剰余価値の生産。これは労働者の生活費が下がるんだけど、その分を与えないんだ。」

信長くん「うわあ、そりゃわかりずらいね」

作者ルパン「まず可変資本というのを勉強しよう。これは必要労働ともいい、要するに搾取できる現在の労働だ。これはわかるね。搾取できるから可変なんだよ」

信長くん「今、労働している、具縦木労働に含まれる交換労働。労働ビームだね。」

作者ルパン「次に過去の労働、不変資本。これは機械や道具に、交換労働の労働ビームが、過去に労働したからたまったものなんだ。ここからは搾取できない。
搾取できないから不変なんだよ」

信長くん「搾取できない、過去に終わっちゃった労働なんだね。」

作者ルパン「次に剰余価値、すなわちこれが搾取だ。どうやって出すかというと。
可変資本が100だとする。剰余価値率m/vが100パーセントだとすると、剰余価値は100。剰余価値率m/vが50パーセントだとすると剰余価値は50。剰余価値率が70パーセントだとすると剰余価値は70。」

信長くん「複雑になってきたね」

作者ルパン「可変資本をv、不変資本をc、剰余価値をmと書く。

数式化すると100v+100c+100mが100%の剰余価値
100v+100c+50mが50%の剰余価値

100v+100c+70mが70%の剰余価値率。


剰余価値率は搾取率ともいう」


作者ルパン「絶対剰余価値の生産は簡単さ。信長くんが100の不変資本の道具を使って100の必要労働、つまり可変資本を4時間行う。こでサービス残業して剰余労働時間4時間ただ働きして100パーセントの剰余価値をおこなう
すると100v+100c+100mに成るんだね。
50%の時はサービス残業が2時間。

100v+100c+50mだ。」

信長くん「だいたいわかった。必要労働ってのは労働時間なんだね」

作者ルパン「そうだ。交換労働も必要労働も過去の労働、も剰余労働もみんな労働時間で表される」

信長くん「そうなのか」

作者ルパン「相対性剰余価値の生産はまず必要労働時間が4時間。剰余労働時間が4時間とするだろう。するとなんらかの生産性を上げて必要労働時間を2時間に減らす。ただ全体の労働時間は不変だ。すると比率的に剰余労働時間が6時間に増えるだろう。こういうやりかただよ。」

信長くん「そうすると生産性を上げる企業努力が必要なんだね」

作者ルパン「そう、特別剰余価値というんだ。今まで4時間かかってきた必要労働時間を減らして、剰余価値をふやす。だから競争にも勝つというわけさ」
信長くん「女っ気がないなあこれでは競争に勝つ気がしない」

ずべ子「あたしお金好き、お金持ちのいいなりになる」

作者ルパン「ようしどちらかがずべ子の心を射止める資本家になろう。
さてここで気づかないか。個別資本が特別剰余価値を上げるためには生産、つまり不変資本を上げるしかない。それには色々なやり方があるが、ここでは機械化
を取り上げよう。では私はチョコレート会社を、信長くんは制作機械製造会社を作ってずべ子のハートを射止める。要するに、個別企業の生産性増加が特別剰余価値で、それが社会的に見られるのが相対性剰余価値だ。私はチョコレート会社に協業を取り入れるぞ。協業でみんなの力を引き出すんだ。協力してやるとみんな頑張るし、チームワークが生まれるね」

ずべ子「あらチョコレート会社儲かってるみたいね、こっちと結婚しようかしら」

信長くん「負けない。こっちは協業の上分業だ。分業でより生産力を引き出すぞ。」

ずべ子「あら、こっちと結婚しようかしら」

作者ルパン「よし機械の投入だ。機械化で生産力アップ。だけど機械は不変資本だから、搾取できない。絶対的剰余価値の手法も強化して搾取率を上げよう。労賃を工夫して、搾取率アップだ。出来高、時間給とか言って実は搾取しまくりだ」

信長くん「こっちも機械化だ。搾取率のアップだ」

ずべ子「世の中荒んできたわね」

作者ルパン「ちなみに、機械等の投入で不変資本の割合が増えることを有機的構成というんだよ。こうして資本主義が出来上がっていんだ。」

信長くん「チョコも製造機器もいいものを作り出さないと競争に負けるからイノベーションが進むね」
作者ルパン「世の中には拡大再生産しない単純再生産の会社もあるね。でもそれでは競争に負けてしまう。資本は拡大再生産に向かうんだ。そうして資本蓄積が進んでいく。さて搾取する労働者常にいなければ話にならない。だから産業予備軍という失業者の群れ資本主義は必要とするんだよ。こうして労賃は引き下げられ、搾取率はアップし、機械化などの有機的構成が進み、有機的構成がアップすれば資本の扱われる量がどんどん増え、失業者は増える。
人々は金に追われ、金を稼ぐことを第一とし、それ以上考えない。世の中は荒む」

信長くん「俺の目指す天下なのかにゃあ」

ずべ子「金よ。消費が第一なのよ。子育てなんていらないわ」

作者ルパン「こうして少子化も進み、搾取はどんどんできなくなる。さてこの資本主義もイギリスのエンクロージャーという農地を囲い込んで強奪する資本の強盗的蓄積が本源的蓄積だった。あと資本主義がどんどん拡大し、市場を求め、いわゆる帝国主義戦争を行う。核兵器の出現により局地戦になったが、世界大戦が起こったのも資本主義のせいだ」

信長くん「資本主義、はんぱないなあ」

ずべ子「もっといい社会なんて考える暇がないわ。金よ。金が居るのよ」

作者ルパン「さて社会ではどうやって資本が蓄積するのだろうか。再生産表式
というのを使って考えよう。拡大するのだけ考えるよ。

まず製造材製造部門6000c+1500v+1500m=9000
消費財製造部門2000c+500v+500m=4000

これが有機的構成が同じだったとして剰余価値がまた拡大再生産されるとしよう。

この、製造材部門と消費財部門の不変資本は等しくなければならない。

6000c+2000c+1000mc=9000

この不変資本1000mcは製造材部門と消費財部門で分解される
800mc+200mc=1000mc

これを元の式に代入して、有機的構成を同じにすると

製造部門6000c+1500v+800mc+200mv+500m=9000
消費財部門2000c+500v+200mc+50mv+250m=3000


こうして不変資本は蓄積した。つまり、機械等が増えた。

これで産業予備軍の失業者を吸収し同じ有機的構成で価値を作ると

製造材部門6800c+1700v+1700m=10200
消費財部門2200c+550v+550m=3300

と資本蓄積が進む、拡大再生産が進む。
製造材部門のc+v>消費財部門のcが拡大再生産の条件であり、
これは常に有機的構成を増やしていくことが資本拡大の条件なのである。そして有機的構成が増えるが、搾取はできなくなっていく、こうして資本主義は滅ぶとされた」